つい最近、学生さんの相談を受けました。
皆と同じように行動したいけれど、それができず、先生からは怒られ、
仲間からは「ちゃんとやれ」と責められ、「苦しい」と話していました。
校長先生と、その学生について話をした時に、
「特別支援教育こそ教育の原点」と、話してくださり、
理解のある校長先生だと安堵しました。
しかし、学校では、先生方は膨大な仕事に追われ日々余裕がないのと、
すべての先生が、配慮を必要とする学生を適切にサポートできる力が
あるわけではない実情も知らされました。( ; ; )
子どもの特性を正しく知り、適切にサポートできる先生方が増えていくことを願います。
先生方が、配慮が必要な子どもを「面倒な子だ」
「どうして皆と同じようにできないんだ」と思えば、
他の子ども達も同じような目で、配慮が必要な子どもを見るようになります。
先生方が、子ども達の多様性を認め、その子の良さを探し、伸ばす教育をしてくだされば、
子ども達にも、思いやりの心や、他者の良いところを見つける力が育まれます。
今回は、一人の学生の事例を取り上げましたが、
今後も他の事例について記事をアップしていく予定です。
学校現場の先生方や、社会の中で同じような方に出会った時の参考になれば幸いです。