目次
2020年になりました。
毎年、年初めは、自宅(一戸町奥中山)か実家(埼玉市浦和)でゆっくり休みながら、
この一年をどんな年にしたいか考えます。
今年は帰省しなかったので、一戸町奥中山の自宅でゆっくり過ごし今後について考えました。
2019年の4月から、
成し遂げたい夢をかなえるために3年日記をつけはじめた経緯があり、
今年は、1年の目標というよりも、私の今後の人生の目標(願い&ミッション)を、
改めて日記帳に書き留めました。
私は現在、障がい福祉サービス事業を運営する会社の経営者、及び一戸町議会議員。
私は、この二つの仕事をとおして何を成し遂げたいのか・・・
私の人生の目標
就活中の大学3年生の次男から、人生の目標を言葉で表す時、
「〇〇(仕事)をとおして〇〇〇〇(人生の目標)を実現する。」
という作文をすれば良いと教えてもらいました。
就活生に信頼のあるYouTuberのUtsuさんから学んだようです。
色々考えた結果、私の人生の目標は、
「福祉と議員の仕事をとおして、多様性や価値観の違いを認め合える思いやりのある社会を実現する。」
だと行きつきました。
ハンディーキャップのある方々のサポートをする中で、特性(ハンディーキャップ等)を周囲に理解してもらえないという本人や家族の苦労、そして悲しみに遭遇することが多くあります。
残念ながら、医師や教師という立場の方達でも理解してくれない方もいます。
最近ではLGBTの方たちも、特性を理解してもらおうと周知のための働きをされています。
この世に生を受けた人は、誰もが皆、愛されるべき存在で、皆、幸せになるために生まれてきたのに周囲と違うということで、偏見の目で見られたり、不当な扱いを受けるのは悲しいことです。
立場の弱い人たちを周囲が思いやり、
誰もが生まれてきて良かったと思える人生を送って欲しい
誰もが幸せだと思える人生を送って欲しい
というのが私の願いです。
そして、一人ひとりの夢と願いが実を結ぶこと
それが、私の最高の喜びです。
私のミッション
家族が幸せでいること
自分や家族が幸せでいないと周りの人も幸せにできないだろうと思っています。
家のことは殆ど夫とおばあちゃん(義母)に任せ、私といえば、悪妻、悪嫁、悪母の最たるものだと思います。
それでも、自分が仕事に集中できる環境に感謝しつつ、家族の幸せはいつも考え祈っています。2人の子供等の夢の実現のためなら、要請があれば何でも手伝うつもりです。
社会人2年目の長男、あと少しで、社会人になる次男には仕事や様々な活動をとおして、社会や地域に貢献しながら自分らしい幸せな人生を送ってくれたら、とても嬉しいと思っています。
結カフェに関わる人が幸せでいること
(株)結では、「奥中山高原 結カフェ」という飲食店&菓子工房(就労継続支援B型事業)の他に、グループホーム(共同生活援助事業)、通院支援・家事支援(居宅介護事業)・移動支援を行っていて、職員と、福祉サービスの利用メンバー合わせると50人強になります。
結カフェに関わっている方たちには、
・自分の得意なことや長所を活かしながら楽しく仕事をしてほしい。
・経済的に困ることがなく、好きなことをしながら毎日楽しく生活してほしい。
・決して、一人で孤独になったり不安になったりせず、誰かしらと繋がって安心できる環境の中にいてほしい。
・夢があれば、「私には無理」と言わず実現してほしい。
そのためには、結カフェの事業の安定が必要不可欠です。油断するとあっという間に経営が傾くこともあるので永続的な経営を目指して頑張っていきたいと思っています。
(タイミングを見計って誰かにバトンタッチすることも含めて)
これは、私の経営者としてのミッションです。
一戸町の皆さんが幸せでいること
以前は、一戸町全体のことなど考えていませんでしたが、縁あって一戸町の議員になり、町全体のことを考えるようになりました。
一戸町をより魅力ある町にしていくこと
一戸町在住28年になりますが、私は、この町のことがとても好きで、あまり不満に思っていることもありません。
しかし、議会の活動で町全体のことを考えるようになると、様々な課題が見えてきたところもあります。
一戸町の良さを再発見しながら、ブラッシュアップ(磨くこと)していくことを町民の皆さんと意見を出し合い一緒に考えていきたいです。
・若い人たちが住みたいと思う一戸町にする。
(好きなことを極めながら、経済的にも安定できること。)
・一戸町に移住定住したい人を増やしていく。
(自分の経験からも、これについては、別に記事を掲載したいと思います。)
・さらに子育てのしやすい町にする。
(子育ての悩みをシェアできる環境づくり。障がい児の家族のサポート。)
産業関係者、福祉関係者、元教育関係者として、女性として、
母として、町民の皆様の声を聴き、町に対して声を上げていくこと
一戸町の女性議員は14人中2名だけで、まだ、割合が少ないのが現状です。
また福祉関係者は私ひとり。
自分の立場で声をあげていくべき部分は声を上げ、近い将来、女性や、若い年代の方々が議員活動ができるような環境を作っていくこと
後に続く人に席を譲ることも自分のミッションかと思っています。
私は議員としての職務にあまり執着はありません。
自分の人生の目標は、どの立場からでも実現できると思っているからです。
まとめ
50歳を過ぎた私の日常の喜びは、子どもたち、若者たち、夢のある人たちを応援することです。
「こんな地方の田舎だと無理」とか「私には無理」と言わず、色々模索しながらも、必ずや夢を実現してほしいと願っています。
誰かが夢を実現するために、私が応援できることなら喜んでお手伝いしたいと思っています。
50歳そこそこの私がそう思うのですから、私より高齢の方たちは、やはり私と同じように
子どもや若者や夢ある人の活躍に喜びや希望を感じるのではないでしょうか
また、先に生まれたものとして、子どもや若者や夢ある人たちに希望を与えられるような人生を自分も歩めたらと思っています。
そして、もう一つ。
今、とても気になっているのは障がい児を育てるご家庭のサポートです。
障がい児と呼ばれなくても育てづらい子どもというのはいるもので、私も自分の経験から、そういうお子さんや家族が困っているのを見ると胸が痛くなったり助けたくなります。
一戸町は「福祉の町」と呼ばれるほど、福祉サービス事業所の数も多く、町の福祉関係者の対応もとても良いと感じていますが、育てづらい子どもやその家族のサポートは、まだいくらか不足しているように感じています。
必要なサービスや、困っている状態の受け皿がないお子さんや家族のために、
自分の気持ちや行動を注いで行けたらと思っています。
どんな特性のある子どもたちも、皆同様に尊く、町にとっては宝なのです。