私の経営者としてのポリシーを数回にわたって紹介しています。^ ^
前回は「社員には優しく編」
会社にとって社員を大切にすること、社員が笑顔で元気で働くことが何より大事なのですが、
やはり会社を将来的に継続して運営していくためには、金銭面の管理が大事になってきます。
起業しても、残念ながら数年後に廃業する会社も多くあります。
「企業生存率」等で検索すると、データバンクの出す企業の生存率
(何年後に何%の会社が残っているか)が出てくると思います。
経営者は、事業存続のために、黒字を出していくことを求められています。
今回は「お金には厳しく編」をお送りします。
目次
収支のバランス
(株)結で運営しているのは、飲食業・菓子製造業。そして障がい福祉サービス事業。
「水商売」そいう言葉があるように、飲食業は特にお客様の入る日と入らない日があり
水物です。
また、弊社で運営している障がい福祉サービス事業は、
法人格が株式法人のため、営利法人ということで、
決まった給付は受けることはできますが、社会福祉法人のように
各種補助金を受けることはできません。
収支をしっかり管理し、黒字にしていくこと意識していかないと、
あっという間に会社が傾いてしまいます。
月次決算も大事な仕事です。
月次決算を適正にやっておくと急な融資が必要な時もスムースにいきます。
収支をしっかり管理するというのは、+−(プラスマイナス)で+(プラス)にすること。
足算と引き算ができれば良いだけです。
そんなの当たり前だろ、と言われるでしょうが、
うまく経営できていない会社は、そこができていないのです。
会社が大きくても、小さくても、やることは同じです。
耐力をつける
経営で大切なのは事業を拡大していくことではなく、
事業を継続・継承していくこと、だと思っています。
リーマンショックや、現在流行しているコロナウイルスによる経済危機に瀕した時にも
社員を守り事業継続していくためには、会社の耐力が必要です。
事業が安定し儲けている時に積立をする等、
最悪の状況を見越しての準備が必要だと思います。
耐力をつけるためには、緊急事態の時以外は、
やはり、黒字を出し続けていくことが必要です。
おわりに
社員の大きな仕事は、お客様に喜ばれる商品やサービスを力を合わせて提供していくこと。
経営者の大きな仕事は、社員に希望を与えていくことです。
明日への希望を持って社員が仕事に向かえることが、会社の安定経営に繋がります。
そして、社員に希望を与えるためには利益を上げていかなければなりません。
社員やお客様を幸せにするには「お金に厳しく」経営していくことが大事だと
常々思っています。
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