【子育て】子どもを幸せにする法則 1

自分の子育てを振り返ると、反省することだらけですが、

子育てを終え客観的に考えられる今になると、子育てのポイントが見えてきた気がします。

子どもが幸せになるためには、法則があると思っています。

子育て中の方たちへエールを贈ると共に、子どもが幸せになる法則をお伝えします。

目次

ありのままの子どもの姿を愛する

「I love you, because you are you.」

アメリカ合衆国の臨床心理学者、カールロジャースの言葉です。

直訳は「私はあなたを愛しています。なぜなら、あなたはあなただから」

とても良い言葉ですね。

ありのままの自分を愛してもらえたら、子どもの心は満たされて、

心が曲がったり、ひねくれたり、嫉妬深くならず、まっすぐ素直に育つでしょう。

ありのままを受け入れられ愛されて育った子は、人を愛することができます。

ありのままの自分を愛してもらった子は、人間の多様性を認め、人の受け入れ幅の広い人に育ちます。

人とうまくやっていける人は、学校でも職場でも様々なコミュニティーでうまくやっていくことができ、活躍の場も増えます。

子どものありのままを愛し、いつも応援してあげれる親でありたいですね。

好きなことを伸ばせる環境を作る

今の日本の学校教育では、どうしても成績の優秀な子どもや、集団行動をとれる子どもが高く評価されます。

本来、子どもには、どんな子どもにも長所があるはずです。

学校で高く評価されなくても、せめて親だけでも「あなたには、こんな良いところがある」と長所を見つけてほしいと思います。

そして、その長所を伸ばすための環境を整えてあげたいものです。

学校の成績が悪くても、一流の学校や職場にいけなくても、何も問題ないと思います。

物づくりが好きだったら、どこかの師匠に弟子入りすれば良いし、

自分でビジネスをやりたければ、サラリーマンにならなくても起業すれば良いのです。

今や、ネットビジネス等で、一流企業や公務員よりも高い報酬を得ている子どもたちもいるような時代です。

可能性はたくさんあります。

可能性の芽を摘まないように、「あなたには無理よ」「うちはお金がないから無理よ」など子どもが希望をなくすことを親は言わないようにしましょう。

お金の面は、奨学金やスポンサーを探す等、色々方法があるはずです。

夢を実現するためにどうすれば良いかを一緒に考えること、

夢の実現のための環境を作ってあげることが大事だと思います。

また、親が、子どものプロデュースをしすぎるのは危険です。

「あなたはこの学校に行った方が良い」「あなたはこのスポーツをやった方が良い」「あなたはこの会社に入った方が良い」など、親の希望や夢を子どもに押しつけすぎるのはやめましょう。

子どもの人生は子どものものです。親のものではありません。

親が、子どもの気持ちを蔑ろにしてプロディースをしすぎると、子どもの心のバランスが崩れてしまうので気をつけてくださいね。

子どもは、強制されるとやる気をなくすという法則もあります。

子どもに勉強をがんばってほしい時は、勉強に好奇心を持てるように親が工夫することが必要だと思います。

一番手取り早いのは、親が勉強をしている姿を見せることかな、と思います。

結果をほめるのではなく過程をほめる

「学校の成績が90点取れてすごいね。」

「スポーツで入賞できてすごいね。」

「良い会社に入れてすごいね。」

と結果だけをほめていると、親がほめてくれるそのレベルに達しない時、子どもの心は苦しくなります。

結果ではなく、結果を出すに至った過程をほめてあげるようにすると、子どもの心は満たされます。

「毎日コツコツと勉強がんばったね。」

「休まないで練習したね。」

「就活の準備、がんばってたね。」と。

結果を出せないことに強く叱ったり残念がったりすると、子どもは親が結果だけを望んでいると思ってしまい、ありのままの自分を受け入れてもらっていないことに心が痛むでしょう。

この状態がひどくなると、子どもが親に反抗したり、時には嘘をつくようになるので要注意です。

子どもの能力を伸ばしたい時、結果を出したい時は、

結果を出すためにはどうしたら良いのかを子どもと一緒に考え、(気持ちだけでも)一緒に取り組み応援してあげましょう。

親は、子どもがどんな状態の時でも、最高の応援団でありたいものです。

賞罰教育・子育ては危険です

「〇〇を達成したら、〇〇を買ってあげる。」「約束を守らなかったから〇〇はなしね。」などの賞罰教育や子育ては、程々に行う分には効果があるかもしれませんが、やりすぎは危険だと思います。

物を買ってあげる時は、家庭で一定のルールを決めつつも、買う理由は「あなたが可愛いから」で良いのではないでしょうか。

結果だけで自分の欲しいものが手に入る、入らないという経験

また結果だけでほめられる、怒られるという経験

自分のありのままを認めてもらえない子どもは、心が満たされず、

どこか性格がひねくれてしまったり、承認欲求の強すぎる人になってしまいます。

ひねくれている人、承認欲求の強い人は、周囲から愛されません。

我が子を幸せにしたいのなら、親は気を配りましょう。

自分にしかない使命があることを伝える

子どもが自信を持って前に進めるように

子どもの長所を探し、長所を伸ばしてあげましょう。

そして「あなたにしかできない使命がきっとあるはず」と伝えてあげましょう。

どんな子どもでも悩んで行き詰まり、立ち止まることがあると思います。

そんな時に、「お母さんは、僕の長所は〇〇だ。〇〇を伸ばせば良い」って言っていたな〜。

「僕にしかできない使命があるはず」と言っていたな〜。と思い出せば、

自分に生きる価値や意味があることを再確認し、また前に進むことができるでしょう。

生き方は一つではないし、誰でも自分で生き方を選べることを伝えてほしいです。

人とうまくやっていくことを教える

どんな仕事についても、人との関わりはどうしても出てくるものですし、人生楽しく送るには人とうまくやっていくことが必要不可欠だと思います。

「ありがとう」「ごめんなさい」を言える子どもに

「ありがとう」「ごめんなさい」は魔法の言葉。親も子どもに言うようにしましょう。

人の話をきく

自分の主張をする前に、人の話を聴けるようになると、人間関係はうまくいきます。

まずは、親が子どもの話を聴いてあげましょう。

人の気持ちを察することができる思いやりのある子どもに

子どもが他者を思いやれるようになるには、普段からそばにいる親の言動が大きく影響をすると思います。「利己的」ではなく「利他的」な思いやりのある子どもに育てるには、親が見本を示さなくてはならないでしょう。

家庭での道徳教育ですね。

これは子育ての中で一番大事なことかもしれません。

その他

「人の役に立つ喜びを教える」等、子どもを幸せにする法則が他にもありますが、

次回の記事でご紹介します。

【子育て】子どもを幸せにする法則 2

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